小児歯科

お子様が生涯にわたって健康な歯を維持するために

国立市の歯医者「洋一歯科医院」では、ご年配の方の健康な歯を残すための治療・処置と同様に、お子様のお口の健やかな成長とその維持のサポートにも努めています。

PICK UP 8020運動

「8020運動」とは、平成元年より厚生省(当時)や日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本の歯を残そう」という運動です。当院では、80歳の時点でできるだけ歯を維持するには、子供の頃からの適切なお口の健康管理が重要だと考えています。現在の子供たちが将来80歳になったときに多くの歯を残せるよう、小児歯科に力を入れています。

小さな歯を守るために大切なこと

お子様の歯を虫歯から守るために大切なことは、以下の2点です。

  1. 痛くなる前に検診を受ける
    お子様の歯は歯質が弱く虫歯になりやすいため、虫歯になる前(あるいは進行する前)に正しい処置を行うことが重要です。トラブルの早期発見・早期治療が、将来的なお口の健康維持につながります。
  2. 自分でケアする習慣を身につけさせる
    歯の健康にいい生活習慣を身につけさせてあげて、できるだけ早く親御様から自立できるようにフォローしてあげましょう。お子様が日頃から自分の歯を自分でしっかりケアできれば、それだけ将来的に歯を失うリスクが低くなります。

PICK UP 自分で歯磨きすることの意味

お子様が自分で歯磨きすることには、単に「歯垢を落とす」だけでなく、多くの意味があります。

  • 毎日のブラッシング習慣が身につきます
  • ブラッシング後のスッキリした感覚を得たいと思えるようになります
  • 手や指を使った細かな運動を覚えます
  • ブラシを動かす手と直接見えない口の中が連動する感覚を把握できます
  • 「歯磨き頑張ったね」と褒めてあげることで、自信がつきます

もしお子様が一人で歯を磨けるようになったとしても、磨き方が不十分かもしれません。10歳くらいまでは親御様がしっかり仕上げ磨きをしてあげましょう。

当院の取り組み・考え方

国立市の歯医者「洋一歯科医院」では、「親御様からの自立」を目標に、お子様に対して生活習慣の指導を行っています。

私たちがお子様に特に言い聞かせているのは、「お母さんやお父さんに頼っちゃダメ!」ということ。「やってもらう」という感覚が染み付いてしまうと、なかなか自発性を持てなくなってしまいます。そのため、自分から進んで歯磨きしたくなるような習慣をつける必要があるのです。

お子様が6歳以上の場合、当院では医師が1対1で対応し、親御様を通さずにお子様とコミュニケーションしながら歯磨きの仕方や重要性を教えています。

小児歯科メニュー

ブラッシング指導

ブラッシング指導

お子様の年齢やお口の状態に適した歯ブラシの選び方、正しいブラッシング方法などを指導します。

フッ素塗布

フッ素塗布

歯質を強くする働きがあるフッ素を歯の表面に塗ります。定期的に塗布すれば、予防効果をキープできます。

シーラント

シーラント

虫歯になりやすい奥歯の溝を歯科用プラスチックで覆う処置です。乳歯にも生えたての永久歯にも効果があります。

床矯正

床矯正

永久歯が並ぶスペースを確保するために、取り外し可能な床矯正装置を用いて顎を広げる非抜歯矯正です。